構造

金物接合工法

従来の木造軸組み工法の継手・仕口部分をアゴ掛け金具、ホゾパイプなどの金具に置き換え、ボルトとドリフトピンで緊結する金物接合工法は、木材の削り取りによる欠損部分を最小限に抑えながらしっかりと軸組を固定するため、きわめて耐震性に優れています。
金物接合工法は在来工法に比べて次のような特徴があります。

  • ・木材の加工欠損が少なく耐力が大幅にアップ。
  • ・寸法精度の向上。
  • ・木材を落とし込んでピンを打つ簡単施工により作業性が向上。
  • ・金具が木材の中に納まり、断熱材などがすっきり収まる。
  • ・プレカットとの併用で構造材の完全部材化が可能で、施工の合理化に貢献
金物接合工法

省令準耐火構造

省令準耐火構造の住宅は、建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅で以下の特徴のある住宅です。

  • 1:隣家などから火をもらわない(外部からの延焼防止)
  • 2:火災が発生しても一定時間部屋から火を出さない(各室防火)
  • 3:万が一部屋から火が出ても延焼を遅らせる(他室への延焼遅延)

この“もしも”の火災に備えアンドクリエイトでは「省令準耐火構造」が標準仕様となっております。また、省令準耐火構造の住宅は一般的な住宅より耐火性能が優れていると評価されるため、火災のリスクが低いとみなされ、火災保険料が安くなるというメリットもあります。

省令準耐火構造

耐震

全棟許容応力度計算による耐震等級3

アンドクリエイトでは耐震等級3を標準仕様としていますが、この耐震等級3を実現するためにはいくつかの構造計算の方法があります。揺れに対抗する壁の量のみを考慮する簡易的な「壁量計算」。建物に作用する荷重や地震力などに対し、部材ひとつひとつが限界強度を超えないよう検討する「許容応力度計算」。どちらも構造計算と呼ばれますが、計算結果には大きな差が生まれます。アンドクリエイトは許容応力度計算による耐震等級3を実現しています。細かな計算をして壁の量・配置を検討することで、 どの方向の揺れにも強い躯体が実現します。

図:構造安全のピラミッド

制震

耐震だけでなく、「制震」という最新技術を。
アンドクリエイトは制震構造を全棟標準仕様とした新潟県初のビルダーです。

ご家族が暮らす大切な住まいを守るには、その耐震性をさらに高めることが重要です。しかし本震に続く余震のこと、また地震後の暮らしのことも考えると、耐震だけで安心だとは言い切れません。そこで私たちがご提案したいのは「制震」。住友ゴム住宅用制震ダンバーMIRAIE[ミライエ]は、住まいの持つ耐震性を損なうことなく、新たな性能を加え、本震だけでなく、繰り返しくる余震にも強い、より安心・安全な住まいづくりをします。

制振装置『MIRAIE(ミライエ)』

 断熱

「ZEH」水準となる断熱等性能等級5を標準仕様

アンドクリエイトでは「断熱」と「防湿気密」を同時に施工できる高性能なグラスウール断熱材『AclearNEXT(アクリアネクスト)』を標準採用しています。『AclearNEXT(アクリアネクスト)』は高い断熱性能と優れた防湿性能を備えるばかりか、次世代省エネ基準適合品として高い評価を得ているグラスウール断熱材です。またアクリアネクストに付属している高性能防湿フィルムが従来の防露施工の手間を無くし、壁内部への水蒸気の侵入を防止しています。またアンドクリエイトには『断熱マイスター』が在籍しています。断熱マイスターとは、硝子繊維協会の『断熱マイスター認定制度』に合格したものだけに与えられる称号で、信頼の技術者の証明となります。『AclearNEXT(アクリアネクスト)』の断熱性能を最大限に引き出す施工技術と経験で、お客さまが安心してお住まいになれる高品質な省エネ住宅を実現します。

断熱
断熱マイスター
【断熱マイスターとは】高性能・高品質な断熱住宅の建設・普及を目指し、お施主様が安心して断熱施工を任せることができる優れた断熱施工技術者の育成を目的に「マイスター認定制度」を創設。