古き良きアメリカの街並みを彷彿とさせる、まるで絵本から抜け出したような愛らしい外観。
玄関ドアを開ければ、勝手口まで続く通り土間。
ご主人のたっての希望で設けられた広い土間は下駄箱や外遊び用のおもちゃなどが置かれ、子どもたちが元気にパタパタと走り抜けていきます。
土間はそのままリビングへ、キッチンへとつながります。
「仕切りがなく、家族みんなが集まれるリビングにしたい」という希望を受けて、行き止まることなくリビングを中心に各部屋を結ぶ動線を実現しました。
実に開放的でありながら変化に満ちていて、居心地の良いラフな空間に仕上がりました。
時に屋外に、時に室内に、外と内が混じり合う場所として日本の住まいに昔からあった“土間”という 概念が、このアメリカ風の家にしっくりと馴染んで存在することの不思議さとおもしろさを感じる住まいです。