今年も多くの山に登ったのですが県を跨ぐ往来は会社的にも制限があったりして、日帰りで帰ることが多かったのですが、
感染状況などを見ながら静かな場所を選んで泊りで山に行っていました。
泊りで山に行くことのメリットとしては一日で多くの距離を歩かなくても済むことや、日帰りでは見る事の出来ない特別な景色を見ることが出来ることなどがあります。
今年登った山の中で一番高い山は北アルプスの大天井岳(オテンショウダケ)です。
写真:大天井岳山頂 標高2,922m
目の前に槍ヶ岳を臨むことが出来る山なのですが山頂から5分位の場所に大天荘と言う山小屋があり、
夕食後に食堂がカフェになりランプの明かりがゆらゆらと揺れる中で寛げる人気の山小屋があります。
その大天荘の目の前から臨む御来光の景色がとても素晴らしく、
長野県の安曇野市が雲海に沈む中から太陽が昇り辺りをオレンジ色に染める景色は、
重い荷物を担いででも泊まらないと中々見る事の出来ない景色です。
写真:大天荘前からの御来光
写真:表銀座縦走コース
大天井岳から見た北アルプスの表銀座縦走コースは新潟の妙高方面の山を眺めながら下ることのできるコースで人気の縦走路です。
先日は新潟県と山形県の県境を跨ぐ大朝日岳の紅葉を見に初めて登ったのですが、
遠くに行かなくても新潟県近郊の山々には素晴らしい自然の景色が残っていてとても心が癒される一時を過ごすことが出来ました。
大朝日岳山頂 標高1,871m
大朝日岳も山頂から10分位の所に大朝日岳山頂避難小屋があります。
こちらは山小屋と言っても避難小屋なので時期によっては無人の小屋となるのですが、
とても険しい気候条件の中で良く管理されているありがたい避難小屋です。
写真:大朝日岳山頂避難小屋
写真:愛用のソーラー充電式LEDランタン
写真:大朝日岳山頂からの御来光
避難小屋に一泊して翌朝は山頂からの特別な景色を見てから下山をしました。
山の楽しみ方は人それぞれですが、山小屋好きとしては山小屋がそこにあるのならば一度は泊まってみたいと思ってしまします。
そして泊まらないと見る事の出来ない特別な景色を今後も安全に楽しみたいと思っています。
営業部/ヤマダ